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2018 年度 研究成果報告書

消化管癌の組織学的多様性と超保存領域T-UCRからみた分子機構の解明と診断応用

研究課題

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研究課題/領域番号 16K08691
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 人体病理学
研究機関広島大学

研究代表者

仙谷 和弘  広島大学, 医系科学研究科(医), 講師 (30508164)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードT-UCR
研究成果の概要

消化管癌や泌尿器系癌におけるUc.416+A、Uc.160+、UC.63+、UC.416+Aなど様々な超保存領域T-UCRの臨床病理学的解析や生物学的機能解析を行い、ドセタキセルやシスプラチンなどの抗がん剤抵抗性を促進する機構やmiR-153やPTENなどの他分子に及ぼす影響、EMTを誘導する機構などを明らかにした。さらに癌関連分子であるclaspinとRCAN2がいずれも増殖能や浸潤能を高めて胃癌の進展を促進することで予後不良因子として働くこと、癌幹細胞マーカーやAKT, ERK1/2のリン酸化に影響を及ぼすこと、などを明らかにした。

自由記述の分野

人体病理

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、消化管癌および泌尿器系癌のT-UCRs発現解析に基づいて得られるデータを基盤として、対象とするT-UCRsの発現を制御するmicroRNAや標的とする分子に焦点を当てて解析を行った。得られたデータにより抗がん剤抵抗性を促進する機構やEMTを誘導する機構など予後不良あるいは治療抵抗性を示す癌のメカニズムの一部が明らかにされ、これらの成果は今後さらなる診断、治療への応用が期待される。

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公開日: 2020-03-30  

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