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2018 年度 研究成果報告書

エピゲノム修飾因子の機能解析による小児固形腫瘍の発症機構解明

研究課題

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研究課題/領域番号 16K08745
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 実験病理学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

大喜多 肇  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (50317260)

研究分担者 清河 信敬  国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 小児血液・腫瘍研究部, 部長 (60195401)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードがん
研究成果の概要

小児の腎腫瘍である腎明細胞肉腫では、non-canonical PRCの構成要素であるBCORの遺伝子内重複変異が特徴的である。他の肉腫等においても同遺伝子の変異や融合遺伝子が報告されている。本研究では、BCORの遺伝子内重複配列は、複数の細胞で明らかな形質転換能を示さず、腫瘍発生は、細胞環境に依存する可能性が高いと考えられた。一方、293細胞に過剰発現させると、エピジェネティクス関連分子を含む多数の遺伝子の発現が変化することが明らかになった。

自由記述の分野

人体病理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

BCOR遺伝子内重複変異による腫瘍発生の機序は今までほとんど明らかにされていない。発生機序の解析の積み重ねにより、診断法・治療法開発や、BCORの機能の解明につながることが期待される。

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公開日: 2020-03-30  

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