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2016 年度 実施状況報告書

HIV-1感染症におけるA3Gのアセチル化とVif/HDAC3複合体の役割

研究課題

研究課題/領域番号 16K08809
研究機関京都大学

研究代表者

白川 康太郎  京都大学, 医学研究科, 助教 (80728270)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードHIV-1 / HDAC3 / 潜伏感染 / アセチル化
研究実績の概要

本研究の目的はHIV-1 Vif/HDAC3複合体がどのようにHIV-1の病態に影響しているかを明らかにし、その臨床的意義および新規治療法の理論的背景を提供するため、下記の3項目を中心として研究を進めている。
1. A3G および HIV-1 Vifのアセチル化とその機能への影響
2. HIV-1 Vif/HDAC3複合体によるタンパク質脱アセチル化の網羅的解析
3. HIV-1 Vif/HDAC3複合体による転写制御の網羅的解析およびHIV-1潜伏感染への影響
このうち1.に関して、VifとHDAC3の機能解析を行いHDAC3によるVifの安定化に関し学会報告した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

1.に関して、VifとHDAC3の機能解析を行いHDAC3によるVifの安定化に関し学会報告した。2.、3.に関しては網羅的解析に向けて実験系の再確認が進んでいる。

今後の研究の推進方策

次年度はA3Gのアセチル化修飾部位の質量解析および組換えウイルスと初代培養末梢血T細胞を用いた潜伏感染細胞モデルの構築および網羅的解析の準備を行う。

次年度使用額が生じた理由

網羅的解析を次年度に予定したため。

次年度使用額の使用計画

研究項目2.の質量解析に使用する。

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公開日: 2018-01-16  

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