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2017 年度 実施状況報告書

医療現場における対応困難事例の調査及び医療者教育法の開発~患者中心の医療のために

研究課題

研究課題/領域番号 16K08864
研究機関千葉大学

研究代表者

伊藤 彰一  千葉大学, 大学院医学研究院, 講師 (60376374)

研究分担者 生坂 政臣  千葉大学, 医学部附属病院, 教授 (20308406)
相馬 孝博  千葉大学, 医学部附属病院, 教授 (90262435)
野田 和敬  千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (50456076)
鋪野 紀好  千葉大学, 医学部附属病院, 特任助教 (10624009)
大平 善之  千葉大学, 医学部附属病院, 特任教授 (30400980)
山内 かづ代  千葉大学, 大学院医学研究院, 特任講師 (30648069)
朝比奈 真由美  千葉大学, 医学部附属病院, 准教授 (00302547)
古阪 肇  千葉大学, 大学院医学研究院, 特任助教 (20710536) [辞退]
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードDifficult Patient / コミュニケーション教育 / 教材作成 / eラーニング / 患者医師関係
研究実績の概要

平成29年8月17日~19日の日本医学教育学会において、発表時点までのDifficult Patient (DP)対応セミナーに関する研究成果を報告した。

平成29年4月9日および10月29日に、研究代表者、研究分担者に加え、医師1名、模擬患者2名の協力を得て、DP対応セミナーのための動画教材を作成するための撮影を行った。教材の内容は、怒っている患者への対応、ノン・アドヒアランス患者への対応、悪い知らせの実施とし、作成した動画教材を含むeラーニング・サイトを作成した(https://sites.google.com/chibamed.org/dpe/)。

この教材を用いるワークショップ形式のDP対応セミナーを企画し、平成30年2月19日および3月9日に千葉大学医学部附属病院にて同セミナーを実施した。それぞれ12名、15名の2年目研修医が参加した。同セミナーにおいて、DPに関する調査研究(過去の経験)を実施した。同セミナー実施前に、Jefferson scale of Physician Empathyを用いてセミナー参加者の共感能力の評価を行った。また、セミナー実施の前後に、DP対応についての経験、自信、学習意欲などについての評価をアンケート形式で実施した。さらに、セミナー実施後に、セミナーの有用性の評価に関する評価をアンケート形式で実施した。上記の収集データの集計・解析を行い、昨年度までの収集データと比較・検討し、動画教材によるワークショップ形式のセミナーの有用性が確認できた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

計画通り、動画教材を作成し、それを用いたセミナーを開催した。また、セミナーの有効性を評価するためのアンケート評価を実施し、必要な情報を収集した。

今後の研究の推進方策

平成29年度の研究実績を踏まえて、当初計画通りに研究活動を進めていく。研究を推進するため、研究分担者に限らず、当該領域の専門家より広く意見を求めていく。そのために国内外の学会等で、研究の成果を積極的に公表していく。

次年度使用額が生じた理由

(理由)研究は順調に進行しているものの、当初予算よりも若干少なく研究費を使用したため。
(使用計画)平成30年度に物品費として使用してく予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Difficult Patient対応トレーニングの有用性に関する検討2017

    • 著者名/発表者名
      鋪野紀好、伊藤彰一、野田和敬、朝比奈真由美、大平善之、生坂政臣
    • 学会等名
      日本医学教育学会

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公開日: 2018-12-17  

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