マインドフルネス認知療法(MBCT)の健常人の主観的well-beingに対する効果および費用対効果を明らかにするために、健常人50名を無作為に割り付け、介入後の主観的well-beingの変化について評価を行った。その結果、MBCTは、介入開始8週後、16週後のSatisfaction with life scaleを有意に改善させ(Δ= 2.28、p = 0.02)、介入開始16週後のFlourishing Scaleも有意に改善させることが明らかになった(Δ= 3.56、p = 0.01)。費用対効果については、ICERの点推定値は、59,247円/SWLS gainedであった。
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