WHO必須医薬品モデル・リストを用いた添付文書の国際比較に関しては、エビデンスと承認・添付文書記載の関係の明らかにすることを目的に取り組んだが、結果的にWHO必須医薬品モデル・リストに対する先進国の貢献が限定的であることが明らかになった。また学術機関PharmGKBによるゲノム薬理学バイオマーカーへの対応のレベル分けは、当該バイオマーカーの保険償還の状況を反映しており、診療でのアクセスのしやすさの目安になることが示された。 自然言語処理により添付文書の類似度を判断できることが検証できたので、添付文書を含む医薬品情報の管理に活かすことが可能となった。
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