研究課題/領域番号 |
16K08883
|
研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
芦田 ルリ 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (10573199)
|
研究分担者 |
武田 聡 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (90343540)
及川 沙耶佳 京都大学, 医学研究科, 特定助教 (50725801)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
キーワード | 救急外来 / 外国人模擬患者参加型実習 / 英語医療面接 / 異文化コミュニケーション / 多文化シナリオ |
研究実績の概要 |
国内における現状を具体的な事例として調査するため、救急指定病院への質問紙調査、日本で治療を受けた外国人の体験事例の調査、および救急外来を受診した患者への質問紙調査を行った。それらの結果を分析して文化的差異を含んだシナリオを作成した。救急外来の医療者への実習は、現場の緊迫した状況の中で行うのが臨床に即していて効果的だが、実際の救急患者に影響がないように行うのが難しく、進んでいない。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
救急指定病院への調査と日本で治療を受けた外国人への調査データはとれたが、緊迫した救急外来での患者への調査は難しく、まだ殆どデータがとれていない状況である。同様に、救急外来で働く医療者への実習も進んでいない。
|
今後の研究の推進方策 |
救急外来での患者への質問紙調査は、特殊な現場ということもあるので、無理せず、できる範囲だけで行うこととし、他の調査データでシナリオを多く作成する。 医療者への実習は、救急外来の状況をみながら、現場で行ったり、別室で行ったりしていく。
|
次年度使用額が生じた理由 |
外国人模擬患者さんへのトレーニングは行ったが、実習が行えなかったので、実習に対して支払われる謝金が未使用である。今年度多くの実習を行っていく。
|