研究課題/領域番号 |
16K08890
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研究機関 | 聖隷クリストファー大学 |
研究代表者 |
泉 良太 聖隷クリストファー大学, リハビリテーション学部, 准教授 (80436980)
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研究分担者 |
能登 真一 新潟医療福祉大学, 医療技術学部, 教授 (00339954)
鈴鴨 よしみ 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (60362472)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 医療経済学 / 効用値尺度 / 費用対効果 / 医療・福祉 / リハビリテーション |
研究実績の概要 |
平成28年度は,4月から9月の前半で評価表の作成と研究協力病院への依頼を行った。研究協力病院から研究協力の承諾を得た後に、協力病院での倫理申請および療法士への研究説明を行った。倫理申請および方法論統一のための研究会議および療法士への説明を丁寧に実施したため、10月からデータ収集予定であったが、翌年の1月からデータ収集を開始した。それに伴い、データ収集期間を3月から6月に変更した。具体的には、評価・分析方法(評価者の経験年数を記入、レスポンスシフトについてはSF-36のみで実施)、評価対象者(本人回答の可否の判断には認知機能検査(MMSE)を用い、24点以上を対象とし、病院独自の認知機能検査を用いている場合には、MMSEに不足している項目のみデータ収集することとした)、評価時期(初期評価時期は現状で良いが、再評価時期は決めておいた方が良い。回復期病棟の平均入院期間が2ヶ月のため、初期評価から1ヵ月後を再評価に設定した。)について討議した。その他として、QOL評価表は、対象者の空き時間に記入する可能性もあるため、別冊にすることとした。また、リハビリテーションにおいて、一定の基準の介入は困難であるが、なるべく介入を揃える必要がある。薬剤等であれば、一定の介入が可能であるため、リハビリテーションにおいても今後の検討が必要である。 現在はデータ収集中であり、今後、収集したデータのチェックおよび療法士との研究会議を実施し、研究内容についての確認を実施する予定である。 また、平成29年度以降のデータ収集は7月から開始予定であったが、データ収集開始が3ヶ月遅れたため、10月から9月までをデータ収集期間とした。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
各施設での倫理申請および方法論統一のための研究会議および療法士への説明を丁寧に実施したため(10月からデータ収集開始予定であったが、翌年の1月からデータ収集を開始)。
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今後の研究の推進方策 |
平成29年度以降のデータ収集は7月から開始予定であったが、データ収集開始が3ヶ月遅れたため、10月から9月までをデータ収集とした。 前半のデータ収集次第、研究の途中経過を学会等で公表する。データ件数が不足することが予想される場合には、早急に実習地病院へ依頼をする。 平成30年度9月からデータ解析および学会発表、論文作成を行い、年度末には研究協力病院への研究結果報告および研究実績報告書を作成する。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究分担者との研究会議を学会中に実施することが出来たため、当研究費からの支出が不要となった。 また、データ収集が遅れており、データ解析を実施していないため。
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次年度使用額の使用計画 |
データ収集後の研究会議時の旅費 データ解析費用
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