本研究は65歳以上の冠動脈疾患患者を対象にフレイルの頻度と予後を調査し、現況のフレイルや日常生活強度と予後の関係を調査するものである。経過中の生活指導などにより、フレイル改善が活動度を上げるか、あるいは予後を改善するかも2次評価項目として注目している。現在の状況はフレイルスコアの測定と患者の活動度を約300人の患者で測定したところである。患者の年齢とフレイルスコアや筋肉量や栄養、そして活動度は冠動脈重症度と全身の動脈硬化と重症度は相関していた。 現在、栄養指導や運動指導によりフレイルスコアは低下し活動度が上がる傾向にあることもわかったが、死亡や心血管事故が減少するかを調査中である。
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