フレイル評価は現在日常臨床で評価されていないが、循環器疾患だけではなく内科疾患で通院している患者では同年代の地域住民と比べ、高いことが実証されたことやフレイルは転倒の予測因子であることが明らかになり、転倒は日常生活の質の低下や死亡と関連していることから日常臨床でのフレイル評価を実施する臨床的意義は極めて高いと考えられる。また、日常生活での運動療法もフレイルへの進展を抑制に関与することが示唆されたことから、高齢者への日常生活での歩行運動の寝たきり予防への普及への社会的アピールに繋がると考えられる。
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