研究課題
本研究では、一般住民を対象とした住民検診において腸内フローラおよびその代謝産物と動脈硬化性疾患およびその危険因子との関連を疫学的に検討することを主な目的とする。平成28年度は、これまで経年的に実施してきた住民検診を実施し、動脈硬化関連因子および栄養調査に加え、腸内フローラの代謝産物である血中・尿中TMAOの測定を行いデータの蓄積を行った。さらに血中および尿中TMA,TMAOと動脈硬化関連因子との関連について横断的研究をを実施した。
2: おおむね順調に進展している
研究計画に準じデータの蓄積および分析、検討を実施できたことよりおおむね順調な状況であると考える。
次年度は、住民検診を実施しデータのさらなる蓄積を行うこと、また栄養調査を基にひしたデータより食物由来の摂取栄養素についての解析を行い、腸内フローラ代謝産物と食物由来の摂取栄養素との関連について検討する予定である。
今年度予算の内、物品購入および消耗品購入の項目において誤差が生じたため、上記1280円が次年度使用額となった。
次年度予算におけるその他(消耗品購入費)として使用予定である。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)
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