• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2018 年度 研究成果報告書

生活習慣との相互作用を考慮した生活習慣病発症感受性遺伝因子の検索及び応用

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 16K09092
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 衛生学・公衆衛生学
研究機関弘前大学

研究代表者

大門 眞  弘前大学, 医学研究科, 教授 (20241698)

研究分担者 大泉 俊英  山形大学, 大学院医学系研究科, 講師 (00344797)
諏佐 真治  山形大学, 医学部, 准教授 (90322635)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード分子遺伝疫学
研究成果の概要

生活習慣病は種々の生活習慣と遺伝因子が関与する多因子疾患であり、それらの相互作用が重要である。そこで、生活習慣の詳細なデータを踏まえて疾患感受性遺伝因子を検索し、実臨床に役に立つ手法の開発を目的とした。期間中の成果は以下:1)コホートの追跡:山形県舟形町にてコホートの追跡調査を行い、データの拡充を行った。2)ゲノムワイド関連解析(GWAS)解析: DNA チップを用いての網羅的な遺伝型解析を行い対象者全員での解析を終了した。3)個別解析: GWASデータも用いての解析より、Cdkal1遺伝子多型が脂質摂取量に応じて耐糖能に相互的に影響を与える事等を報告した。

自由記述の分野

医歯薬学

研究成果の学術的意義や社会的意義

生活習慣病の治療に際して、生活習慣の改善は不可欠なポイントだが、個々の人に適した改善すべき生活習慣が何かは不明で、実臨床では一般化した対応が行われている。生活習慣(環境)と遺伝因子の相互作用の情報を含めた疾患感受性遺伝因子の解析結果は個別化した生活習慣改善治療への道(個別化医療)、例えば、塩分制限が有効、運動量増加が有効、脂質制限が有効、等の遺伝子型の発見に繋がる(私達の既報の一部)。私達の生活習慣の詳細なデータを踏まえての疾患感受性遺伝因子の検索は、実臨床に役に立つ手法の開発につながる。

URL: 

公開日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi