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2021 年度 研究成果報告書

職域レセプト分析:受診行動による生活習慣病の早期発見および重症化予防への効果

研究課題

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研究課題/領域番号 16K09096
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 衛生学・公衆衛生学
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

志摩 梓  滋賀医科大学, 医学部, 客員准教授 (20635958)

研究分担者 辰巳 友佳子  帝京大学, 医学部, 講師 (00757685)
石崎 達郎  地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究部長 (30246045)
呉代 華容  滋賀医科大学, 医学部, 非常勤講師 (30708681)
宮松 直美  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (90314145)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2022-03-31
キーワード循環器疾患 / がん / 健康診断 / がん検診 / レセプト / コントロール / 早期発見
研究成果の概要

2010年代の就労集団の健康診断・がん検診と医療機関の受療データ(レセプトデータ)をもとに、脳卒中・心血管疾患(循環器疾患)のコントロール、がんの早期発見について検討した。
本対象集団では、循環器疾患やそのリスク要因についての認識、高血圧と糖尿病の治療率やコントロール状況の推移に大きな改善は認められず、就労世代における治療率やコントロール率向上への働きかけの重要性が示唆された。また、がんについては、配偶者や子どもの有無ががん検診受診率と関連することが示されるとともに、がん検診受診率や精密検査受診率の向上を目指す必要性が示された。

自由記述の分野

疫学、公衆衛生学、産業保健

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究課題では、約1万人を擁する就労集団のコホートが整えられた。労働安全衛生法にもとづき毎年の健診が行われている就労集団では、健康に関心が高くない層も健診を受診すること、医療機関の受療データ(レセプトデータ)と突合可能であること等から、学術的に貴重なコホートである。主に患者側の認識や生活習慣や受療行動に焦点を当て、それらと疾病コントロールとの関連を検討し、多岐にわたる成果を学会報告や論文として公表した。なお、本研究課題を基礎に、更にコホートを維持できる見込みであり、今後も有用な知見の輩出に寄与する予定である。

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公開日: 2023-01-30  

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