現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究は臨床分離株の分与を受けたと同時に解析が進行しており、血清型15型の亜型15A/Fを決定するための新規血清型鑑別法を確立し報告することもできた。その他にも、侵襲性感染症由来の肺炎球菌臨床分離株から本邦ではまだ報告のない血清型23Bを同定し、PspA (Family 1, clade 1)含むPspC (Group 4), Ply, PavA, PhtA, PhtB, PhtE, NanA, NanB, PcpAといった多種の表層蛋白の保有を確認し、国際誌上で報告した。 以上の理由から、本研究はおおむね順調に進展していると判断した。
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