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2019 年度 研究成果報告書

大規模職業集団における定年退職前後の生活習慣、保健行動の変化に関する検討

研究課題

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研究課題/領域番号 16K09110
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 衛生学・公衆衛生学
研究機関公立小松大学 (2018-2019)
金沢医科大学 (2016-2017)

研究代表者

中島 素子  公立小松大学, 保健医療学部, 教授 (60559508)

研究分担者 石崎 昌夫  金沢医科大学, 医学部, 教授 (10184516)
森河 裕子  金沢医科大学, 看護学部, 教授 (20210156)
櫻井 勝  金沢医科大学, 医学部, 准教授 (90397216)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード定年退職者 / 生活習慣 / 保健行動 / 社会参加活動 / 口腔保健 / 残存歯20本以上
研究成果の概要

労働者にとって定年退職というイベントはその後の健康に大きな影響を持つ.本研究では大規模職域集団を対象に,定年退職後の健康状態や生活様式の変化について検討した.郵送による自記式質問票調査を実施し,2,323 名(男 1,462 名,女 861 名)から回答を得た.
定年退職後の主観的健康観は,退職後年数が少ないもの,社会参加活動あり,健康診断受診あり,退職後の就業なし ,運動習慣あり,熟眠感あり等と関連していた.また定年退職後の口腔保健の重要性から残存歯20本以上の要因を検討した結果,退職後年数の少ない者,主観的健康観,社会参加活動あり,配偶者あり,毎日の歯磨き習慣と関連していることが示された.

自由記述の分野

公衆衛生看護

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は,在職中から退職後まで継続的に追跡できる体制の整った職域コホートを用いることによって,退職後の生活習慣や保健行動の変化を観察し,退職後の生活習慣や健康行動の悪化する要因を明らかした.在職中から退職後にかけて切れ目なく適切な生活習慣や心身の良好な健康状態が保持増進できるよう,在職中に職域保健が,どのように教育・介入していくかを,検討するための重要な根拠を与えるものと考える.

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公開日: 2021-02-19  

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