研究成果の概要 |
熱海市、熱海市医師会と連携して以下の結果を得た。 ①熱海市が介護保険で認定した要支援~要介護となった者2719人について経年的に解析したところ、温泉を所有している家庭の高齢者では介護状態が維持または改善していることとはオッズ比1.311 (95%信頼区間:1.025-1.677)であり有意に関連していた。 ②特定健診受診者では温泉を自宅で利用している者では主観的健康感、幸福度が有意に良好だった(n=1,691)。また、冬に週1回以上温泉を利用している者は降圧剤服薬割合は温泉群41.1%、非温泉群58.0%と温泉群で降圧剤の内服者の割合が有意に低く他季節でも同様だった(n=1,603)。
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