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2018 年度 研究成果報告書

トランスフェリン受容体1を介した心血管病の病態発症機構の解明と新規治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16K09273
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 内科学一般(含心身医学)
研究機関兵庫医科大学

研究代表者

内藤 由朗  兵庫医科大学, 医学部, 講師 (10446049)

研究分担者 増山 理  兵庫医科大学, 医学部, 教授 (70273670)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード循環器 / トランスフェリン受容体 / 慢性腎臓病 / 鉄 / 内科学
研究成果の概要

鉄は DNA合成や修復、ミトコンドリアでのエネルギー産生等に関わるが、鉄過剰状態は酸化ストレスの原因となる。本研究では、心血管病の病態形成における鉄の関与と細胞内鉄取り込み受容体トランスフェリン受容体1(Transferrin Receptor 1: TfR1)の役割について、基礎研究より検討した。主に、TfR1遺伝子ヘテロノックアウトマウスを用いて検討したところ、高血圧性心肥大、腎臓間質線維化、大動脈瘤形成における鉄、TfR1の関与が明らかになった。

自由記述の分野

医歯薬学

研究成果の学術的意義や社会的意義

高血圧は、現在国民の1/3が罹患している最も多い生活習慣病である。高血圧は自覚症状が少ないが、自覚症状が出現した時には脳卒中や心筋梗塞など生命に関わる疾患が進行していることが多く、国民の生命予後に大きく影響している。
本研究では、高血圧の病態を鉄過剰という新たな観点から検討し、心血管病の病態形成における鉄及び細胞内鉄取り込み受容体トランスフェリン受容体1(Transferrin Receptor 1: TfR1)の関与を基礎研究より明らかにした。本研究成果は高血圧、心血管病の新規予防及び治療法開発に寄与するため、学術的意義、社会的意義は高いと考える。

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公開日: 2020-03-30  

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