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2018 年度 研究成果報告書

FD患者のCCR2/CD68細胞を介した消化管知覚神経由来MBP蛋白抑制の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 16K09294
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関日本医科大学

研究代表者

二神 生爾  日本医科大学, 医学部, 教授 (50247011)

研究分担者 屋嘉比 康治  埼玉医科大学, 医学部, 教授 (90182295)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード機能性ディスペプシア / 慢性膵炎 / 早期慢性膵炎 / 膵酵素異常 / 十二指腸粘膜 / 胃排出能
研究成果の概要

これまで申請者は、膵酵素異常を伴うFD患者および早期慢性膵炎患者を対象に、十二指腸粘膜における炎症細胞浸潤の比較検討を行った。両群における炎症細胞浸潤の有意差は認められなかった。また、膵酵素異常を伴うFD患者と早期慢性膵炎患者群はともに、早期胃排出能はFD群よりも有意に障害されていた。GLP-1とghrelinは早期胃排出能に関与することが報告されているため、膵酵素異常を伴うFD患者と早期慢性膵炎患者群の十二指腸内におけるGLP-1産生細胞数の比較検討を行ったが、GLP-1産生細胞および炎症細胞浸潤ともに有意差は認められなかった。

自由記述の分野

消化器内科

研究成果の学術的意義や社会的意義

膵癌のハイリスク群とされている慢性膵炎に、一部の群では進展する早期慢性膵炎の病態解明を行うことは極めて重要である。さらに、日常診療中に遭遇する心窩部痛症候群の中に、早期慢性膵炎患者が少なからず存在することから、膵酵素異常を伴う機能性ディスペプシア患者群と早期慢性膵炎患者群の臨床像や消化管粘膜局所の比較検討を行うことは重要である。

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公開日: 2020-03-30  

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