研究課題
エピジェネティクスとは、DNA塩基配列の変化を伴わない遺伝子発現・情報の厳密な調節機構である。多くの癌において癌関連遺伝子の様々なエピジェネティック異常が観察されることから、発癌・癌の進行におけるエピジェネティック異常の重要性は疑う余地がない。ARID遺伝子群(ARID1A, ARID1B, ARID2)はSWI/SNF複合体の主要な構成分子であり、肝癌を始めとする多くの悪性腫瘍において、変異・欠損による機能喪失があることが報告されている。TCGA Liver Cancerより得られた遺伝子情報の2次利用による解析をUCSC Xena Browserを用いて行ったところ、16.6%の症例でいずれかのARID遺伝子に変異が認められ、こうした症例ではtumor mitation burdenが高い傾向にあった。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (4件)
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