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2018 年度 研究成果報告書

IPMNに対する悪性予測モデルの提唱

研究課題

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研究課題/領域番号 16K09403
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関国立研究開発法人国立がん研究センター (2017-2018)
愛知県がんセンター(研究所) (2016)

研究代表者

肱岡 範  国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医長 (50765394)

研究分担者 清水 泰博  愛知県がんセンター(研究所), がん予防研究分野, 研究員 (40470166)
柳澤 昭夫  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任教授 (30137963)
大塚 隆生  九州大学, 医学研究院, 准教授 (20372766)
廣野 誠子  和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (60468288)
研究協力者 松尾 恵太郎  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードIPMN / 癌予測モデル / EUS / 壁在結節 / 外的妥当性 / AUC
研究成果の概要

術前の良悪性の判断が困難な膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)に対し汎用性の高い3因子 (病型、結節径,嚢胞径)を用いてオッズ比より悪性度スコア癌予測モデルを作成した。さらに、 全国8施設の664例の切除症例を用いて、その外的妥当性を評価した。この3因子による癌予測モデルのAUCは0.763であった。さらに、外的妥当性の評価においてもAUCは、0.725と良好であった。

自由記述の分野

膵臓

研究成果の学術的意義や社会的意義

膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)は、術前の良悪性診断が困難であるため、過剰に手術されてしまう傾向にある。この癌予測モデルは、汎用性の高い病型、結節径,嚢胞径を用いており実臨床においても測定可能であること、作成したモデルはこれまでにない多数の切除例において外的妥当性の検討も行っていることから信憑性が高いこと、スコア化したことにより、使いやすいことがこのモデルの特徴である。
これを使用することによって、IPMNはより適切な適応患者のみが手術を受けることができ、無用な手術を避けることが可能になると思われる。

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公開日: 2020-03-30  

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