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2018 年度 研究成果報告書

難治性冠攣縮性狭心症患者における冠微小循環障害バイオマーカーに関する検討

研究課題

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研究課題/領域番号 16K09413
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 循環器内科学
研究機関東北大学

研究代表者

高橋 潤  東北大学, 大学病院, 講師 (00375081)

研究分担者 下川 宏明  東北大学, 医学系研究科, 教授 (00235681)
研究協力者 小鷹 悠二  
二瓶 太郎  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード冠攣縮性狭心症 / 微小血管型狭心症 / バイオマーカー
研究成果の概要

本研究の成果は以下の2点が挙げられる。一つ目はこれまで長期予後を判断する指標が確立されていなかった冠攣縮性狭心症においてのRhoキナーゼ活性が長期予後新規バイオマーカーであることを同定したことである。二つ目は強力な血管収縮作動作用と血小板凝集作用を有する血管作動物質として古くから知られているセロトニンの血漿内濃度が、治療抵抗性を示すことが報告されている微小血管型狭心症の診断バイオマーカーであることを世界に先駆けて明らかにしたことである。

自由記述の分野

循環器内科、虚血性心疾患

研究成果の学術的意義や社会的意義

前述したバイオマーカーの発見は両者とも世界で初めてのことであり、それらバイオマーカーを利用することによって、冠攣縮性狭心症患者の中でも長期予後が不良であったり、微小血管障害を合併するなどのハイリスク患者を層別化することが可能となり、それら難治性冠攣縮における新たな治療戦略の確立につながることが期待される。

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公開日: 2020-03-30  

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