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2018 年度 研究成果報告書

OCT及びMRIを用いての急性冠症候群(ACS)におけるエクソソームの関与の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 16K09450
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 循環器内科学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

葭山 稔  大阪市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (30240956)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード急性冠症候群 / 心筋保護 / マイクロRNA
研究成果の概要

急性冠症候群の原因としてはプラーク破裂とびらん以外にcalcified noduleが認められた。今回の我々の検討ではその程度は少なかった。心筋梗塞後の心機能、心臓リモデリングや心筋救済率が急性心筋梗塞患者の予後を規定すると考えられた。しかし来院から再灌流までに要する時間が心筋救済率とは必ずしもはっきりした関係は認められなかった。今回測定したエクソソームは細胞間コミュニケーションの重要な役割を担っていると考えて焦点を当てた解析を行ったが、心筋救済率が高い群と低い群ではエクソソームに関してはその群間では特に優位な変化は認められなかった。

自由記述の分野

循環器内科、急性冠症候群、心不全、分子生物学、心血管イメージング

研究成果の学術的意義や社会的意義

急性冠症候群に関しては早期に治療を始めることが重要であるが、時間以外において心筋障害を少なくする因子はあると思われる。特に都会以外では早期に再灌流療法ができない地区もある。この心筋保護因子をみつけることは、社会的には極めて意義があると思われる。細胞から分泌されるエクソソームがその因子になる可能性があると思われるので、ぜひこの研究を続けていくことは重要であると考えている。

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公開日: 2020-03-30  

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