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2018 年度 研究成果報告書

IL-18,IL-38制御による炎症性肺疾患の治療

研究課題

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研究課題/領域番号 16K09595
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 呼吸器内科学
研究機関久留米大学

研究代表者

星野 友昭  久留米大学, 医学部, 教授 (00261066)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードIL-38 / 喘息 / 好酸球 / IL-5
研究成果の概要

IL-38は気管支喘息死の肺病変部に強く発現していた。喘息のモデルマウスとIL-38欠損マウス(KO)を用いて好酸球の気道炎症におけるIL-38の機能解析を行った。結果は、喘息のモデルマウスではIL-38KOマウスで好酸球、IL-5が低下した。よって、IL-38はIL-5産生増強を介し好酸球による気道炎症と気道過敏性亢進に関与することが示唆された。IL-18はMacrophage Activation Syndrome(MAS)に関与していることを報告した。

自由記述の分野

呼吸器内科

研究成果の学術的意義や社会的意義

新規IL-1ファミリーサイトカインIL-38は抗炎症性サイトカインの可能性があることが示唆された(Biochemistry and Biophysics Reports 2015)。一方、IL-38は炎症性サイトカインの可能性を本研究で証明した。すなわち、IL-38は抗炎症性と炎症性サイトカインの二つの可能性を本研究で証明した。
申請者は抗ヒトIL-38モノクロナール抗体を樹立した。抗IL-38モノクロナール抗体H127CはBiolegend, eBioscienceから世界中で販売され,IL-38の研究に役立っている。

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公開日: 2020-03-30  

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