研究成果の概要 |
今回我々は常染色体優性遺伝形式をとり、既知の遺伝子変異を持たないPD の一家系に注目し、全ゲノムシーケンスを施行し、これまでに10の候補遺伝子まで絞り込めている。最終目標は、新規候補遺伝子の単離を目指すことである。家族集積が濃厚な常染色体優性遺伝形式の一家系に注目した。患者3名(II-1, II-3, III-1)は典型的なPD症状を呈しており、結果、病的遺伝子候補に相当するrare variantを同定した(AHDC1, AP2A2, FBLN2, KIAA0947, NRAP, OLFML2B, TM6SF1, FLG-AS1, HMCN2, MUC19)。今後これらの解析を目指す.
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