研究課題
先行研究にて行ってきた健常者に対する抗パーキンソン病薬の運動野皮質可塑性に与える変化の検討結果を基に,パーキンソン病患者における,運動野皮質可塑性の検討を行っている.本年度は服薬中の抗パーキンソン病薬,ジスキネジアの有無等に着目しながら,パーキンソン病患者における運動野皮質可塑性の異常の詳細な解析,および抗パーキンソン病薬の可塑性に与える影響についての検討を行うべく,データの収集を継続中である.中途経過については都度,学会発表にて報告した.
2: おおむね順調に進展している
平成29年度に予定されていた実験計画は概ね計画通りに進行した。
全体として,概ね計画通りの進行状態であり,特に変更は行わない.引き続きパーキンソン病患者を対象とした検討を継続するとともに,当初計画時に未発売であった抗パーキンソン病薬に関する検討も行う予定である.
当該年度については、物品費として消耗品代が予想より低額であったが、今年度に購入を行う。
すべて 2017
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)
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