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2018 年度 研究成果報告書

脳内fractalkine-CX3CR1シグナルの肥満病態における機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 16K09788
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 代謝学
研究機関鹿児島大学

研究代表者

勝浦 五郎  鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 特任研究員 (20401226)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード肥満 / マイクログリア / fractalkine / CX3CR1 / 摂食調節 / 学習記憶
研究成果の概要

マウスを用いて、神経細胞から分泌されるfractalkinefractalkine(FRK) の摂食に及ぼす作用を検討した。その結果、(1)48時間絶食により視床下部のFRKおよびFRKの受容体であるCX3CR1 mRNA発現の有意な減少が認められた。fractalkineによって再摂食量は有意に抑制された。(2)FRKによって夜間の摂食量の有意な減少が認められた。(3)ghrelinおよびneuropeptide Yによる摂食亢進作用が、FRKによって有意に抑制された。これらの結果から、fractalkine-CX3CR1 signalは摂食を抑制する作用のあることが明らかになった。

自由記述の分野

神経薬理

研究成果の学術的意義や社会的意義

肥満病態での中枢神経系のエネルギー調節機能について、神経細胞とマイクログリアの相互作用を明らかにすることによって、肥満に関連する機能異常のメカニズムを明らかにし、さらに、新規治療薬の開発にとっての基盤的情報を得ることができた。

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公開日: 2020-03-30  

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