研究成果の概要 |
多数の自己免疫性第XIII/13因子(F13)欠乏症(AiF13D)症例の血漿・血清を用いて、抗F13A抗体と抗F13B抗体を詳細に解析し、各症例の抗体のエピトープを大まかに決定した。次に、ある症例からヒト抗F13Aモノクローン抗体産生クローンを得て、結合様式、F13機能の阻害機序等を明らかにし、エピトープ部位を同定した。ラット抗F13Bモノクローン抗体を作製し、F13Bの構造・機能関連解析を行った。 AiF13D 20例で全エクソーム解析を実施し、レファレンスと異なる配列を同定した。抗原提示に関係するHLA-IであるHLA-A,B,FやHLA-IIであるHLA-DQA1も含まれていた。
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