研究分担者 |
野本 順子 国際医療福祉大学, 医学部ゲノム医学研究所, 助手 (30601322)
福原 傑 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医員 (70445295)
棟方 理 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医員 (80601319)
前島 亜希子 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医員 (90342906)
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研究成果の概要 |
限局期DLBCLで診断後5年以降に再発した21例でターゲットシークエンスを行なった。解析できた計18例のうち、9対ではMYD88, CD79B, RHOA, TNFRSF14, PIM,MLL2, CREBBP, PRDM1, MEF2Bが共通で、初発時のみ、再発時のみに遺伝子変異が加わっていた。他の9対では、免疫グロブリンの共通の再構成にもかかわらず、共通の遺伝子変異がなく、パネルに含まれていなかった「ドライバー」遺伝子の変異を検出出来なかったことが考えられた。CD79bとMYD88のいずれかあるいは、両方の変異がありMCDに合致した。晩期再発限局期DLBCLの特徴と考えられた。
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