今後の研究の推進方策 |
今後は、生体内における機能解析を行う。具体的には、pCAGGS-TGFb1, pCAGGS-TGFb3, pCAGGS-IL10プラスミドベクターを用いて、鶏卵白アルブミン(OVA)に対する高親和性抗体や濾胞B細胞、濾胞ヘルパーT細胞の検討や、TLR7 agonistであるイミキモドの皮膚への塗布によるSLEモデルマウスに対する上記プラスミドによる治療効果などの評価を行う予定である。今年度の検討結果にて、TGF-βおよびIL-10の協調的作用が細胞代謝にも影響することが示唆されたことより、フラックスアナライザーを用いた電子伝達系に関する詳細な検討も考慮する。
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