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2019 年度 研究成果報告書

皮膚三次元モデルを用いた尋常性乾癬におけるHippo-Yes-YAP経路の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 16K10127
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 皮膚科学
研究機関山口大学

研究代表者

古元 礼子  山口大学, 大学院医学系研究科, 講師 (70311818)

研究分担者 清木 誠  山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50226619)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード尋常性乾癬 / Hippo経路
研究成果の概要

本研究課題において、Hippo-Yes-YAP 経路の皮膚炎症性増殖性疾患である尋常性乾癬の病態への関与と表皮角化細胞の増殖・分化における役割について研究した。その結果、Hippo経路分子と炎症性サイトカインシグナルに関係が認められた。本研究成果は皮膚角化細胞の炎症と増殖にHippo経路の関与を示唆し、尋常性乾癬の病態の一因の解明につながるといえる。

自由記述の分野

生化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

Hippo-Yes-YAP 経路は発生期において、形態形成、多分化能獲得、幹細胞らしさに関わっているが、YAPの炎症性増殖性疾患のへの関与も報告されていた。本研究では慢性炎症性皮膚疾患である尋常性乾癬に注目し、Hippo-Yes-YAP 経路の乾癬の病態への関与について研究した。乾癬は日本人の約0.1%に発症するとされ、発症頻度は低いが、20代と40代の若年層に好発し、慢性に経過して増悪と軽快を繰り返すことから、青年期、壮年期の患者にとっては、日常生活や社会生活に支障をきたす重大な問題となりうる。よって、本研究成果によって、新たな治療法の開発につながる可能性がある。

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公開日: 2021-02-19  

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