表皮内水疱に生じているhCAP-18の異常フラグメントとしてTLN-58を同定した。Processingの責任酵素としてneutrophilic elastaseが同定され、proteinase inhibitorとしてα1 antitrypsinを用いたprocessingの抑制に成功した。ヒト角化細胞並びに汗管由来細胞に対してTLN-58合成ペプチドは特にIL-8に関してLL-37に比べてさらに強力なmRNA及びタンパク発現を誘導した。TLN-58合成ペプチドをマウスに投与し同様なサイトカインmRNA及びタンパク発現は確認されたが、これに対する抑制効果を得ることはできなかった。
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