4 MbのHLA-C領域のリスクと非リスクハプロタイプを次世代シークエンサーで解析し、5つのリスクハプロタイプのみに共通する唯一のnon-synonymous single nucleotide variant (NSSNV)を同定した。ゲノム編集技術により、このvariantのマウスカウンターパートをマウスに導入したところ、約50%のマウスが生後8カ月で円形脱毛症(AA)に類似する脱毛巣を生じた。また本variantが検出された遺伝子のノックアウトマウスを作成したところ、water avoidance stress testにより、27%のマウスにおいてAA類似の脱毛巣が見られた。
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