研究課題
我々は、Generalized convulsive seizuresモデルマウス(Pentylentetrazole単回投与けいれん誘発モデル)において、すでにBBB 不透過造影剤ガドテリドール (Gd-HP-DO3A) を用い、ガトリニウム造影 MRI (GdEMRI) 手法により BBB の時空間的変化を観察し、Generalized convulsive seizuresモデルマウスにおいて、BBBの破壊が生じていることをすでに報告している。これらの方法を用いて、APP/PS2 Tgマウス(PS2N141I x APP(swe))においてPentylentetrazole単回投与けいれん誘発を行い、BBB損傷がどの程度あるかを検証した。ガドテリドール投与後の時間変化(T1WI)をROIを設定して測定を行った結果、ガドテリドールの脳内への分布が確認され、APP/PS2 Tgマウスにおいては対象マウスに比べて漏出の程度が明らかに大きいことが判明した。これらの結果から、アルツハイマー型脳において、BBBに異常のある可能性が示唆された。
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