研究課題/領域番号 |
16K10240
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
大室 則幸 東北大学, 大学病院, 助教 (60632601)
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研究分担者 |
松本 和紀 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (40301056)
桂 雅宏 東北大学, 大学病院, 助教 (50535151)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 精神病発症リスク状態 / ARMS / 早期精神病 / 認知機能 / 神経心理学 / 転帰予測 |
研究成果の概要 |
本研究では、ベースラインの認知機能が、初回エピソード精神病(FEP: first-episode psychosis)や精神病発症リスク状態(ARMS(at-risk mental state))の転帰を予測するかを検討した。ベースラインの認知機能は統合失調症認知機能簡易評価尺度にて評価した。転帰を評価するため、陽性陰性症状尺度、機能の全体的評定尺度、社会機能尺度日本語版による評価を、ベースライン時、半年後、1年後に行った。縦断的な評価を完了できたのが、ARMS群5名、FEP群1名と少なかったため、記述的に結果を報告した。現時点ではベースライン時の認知機能と転帰との間の関連は指摘されなかった。
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自由記述の分野 |
精神病性障害における認知機能障害について
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
初回エピソード精神病(FEP: first-episode psychosis)や精神病発症リスク状態(ARMS(at-risk mental state))などの精神病早期段階において、どのような因子が転帰を予測するのかに関心が集まっている。本研究は、初診に近い段階における認知機能が転帰を予測するかどうかを検討するために行われたが、研究期間内にリクルートされた参加者数が少なく、縦断経過を観察できたのもそのうちの少数にとどまったため、転帰予測性を統計的に検討するには、サンプル数が少なすぎ、本研究は、現時点では意義が乏しいと言わざるをえず、もっと多くの例数によって検討される必要がある。
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