研究実績の概要 |
これまでの研究でI-123 FP-CITの線条体集積を定量的に評価する各種アルゴリズムを開発、解析用ソフトウェアを作成し、これを用いて実際のびまん性レビー小体型認知症(DLB)を対象として、その再現性を検証した。この結果は国内及び国際学会発表を行い(北海道核医学地方会、北米核医学会、秋季北日本核医学地方会、欧州核医学会)、論文を作成した(Inter- and intra-observer reproducibility of quantitative analysis for FP-CIT SPECT in patients with DLB. Atsutaka Okizaki, Michihiro Nakayama, Kaori Nakajima, et.al.Ann Nucl Med. 2017 Dec;31(10):758-763. doi: 10.1007/s12149-017-1209-9. Epub 2017 Sep 14.)。次いでパーキンソン病患者を対象としたDAT scan dataを収集し、本研究によって考案し、プロトタイプのソフトウェアとしてアルゴリズム実装済みの環境下で集積の定量値を解析した。この結果に関しても2018年の第47回断層映像研究会、2018年及び2019年の日本医学放射線学会春季大会でその一部を発表した。最終的にこの研究成果も論文発表を完了した(An investigation of asymmetric reduction in dopamine transporter density in patients with Parkinson's disease. Atsutaka Okizaki, Wakako Yamamoto, Wakako Saito, et.al. Nucl Med Commun. 2019 Nov;40(11):1187-1192.)
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