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2018 年度 研究成果報告書

次世代間葉系幹細胞の作成と機能制御

研究課題

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研究課題/領域番号 16K10376
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 放射線科学
研究機関山形大学

研究代表者

田嶋 克史  山形大学, 医学部, 非常勤講師 (80292423)

研究分担者 富山 健一  国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 薬物依存研究部, 科研費研究員 (20584064)
滝澤 和也  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 放射線障害治療研究部, 研究員(任非) (20739388)
安田 武嗣  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 放射線障害治療研究部, 主任研究員(定常) (60332269)
小原 千寿香 (逸見千寿香)  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 放射線障害治療研究部, 主任研究員(任非) (90415977)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード間葉系幹細胞 / 放射線障害 / 再生医療 / 相同組み換え
研究成果の概要

iPS細胞から間葉系幹細胞(iMSCs)を誘導することは、大量で均一な利用可能な間葉系幹細胞を得る上で、組織抽出間葉系幹細胞に代わる魅力的な方法である。適切な培養基材を利用することでiMSCsの増殖・分化を制御出来る。本研究では、適切な培養基材を利用することで簡便かつ効果的なマウスiMSCs誘導法を確立した。
これらのiMSCsは放射線照射された細胞の細胞死を保護する作用があった。我々が確立した本手法は、種々の動物モデルに利用可能なツールとなる。

自由記述の分野

再生医療

研究成果の学術的意義や社会的意義

間葉系幹細胞(MSC)は多分化能、抗炎症作用、血管新生、組織損傷部位へのホーミング等の生物活性を示すことから、放射線障害をはじめとした様々な病態の細胞治療ソースとして注目を集めてきた。一方、由来組織(骨髄、脂肪、臍帯)、培養条件により分泌因子の産生性や選択性が制限されることも知られている。これらの理由により、個々の研究の正確な比較を困難にしてきた。また投与されたMSC が、期待された効果を示さず反対の作用を示すこともあり、臨床応用上、問題となっていた。本研究では、iPS細胞から人為的にMSCを誘導することで、生物活性を自在に制御できる次世代型の間葉系幹細胞の創生した。

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公開日: 2020-03-30  

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