研究課題
昨年度RNF126発現をノックダウンすることでヒト胃癌細胞株の増殖能が低下することを確認した。その結果を受け、まず、細胞周期解析を行った。結果、ヒト胃癌細胞株(MKN45、MKN74)のRNF126発現をsiRNAを用いてノックダウンすることで、G1期での細胞周期停止が起こることを確認した。また、細胞遊走アッセイを行ったところ、MKN45のノックダウン細胞株ではコントロールと比較して、遊走能低下が起こる可能性があることを確認していた。現在は、その機序について検討中である。
3: やや遅れている
細胞周期解析ならびに細胞遊走アッセイでの条件設定に時間を要した。
細胞遊走アッセイに関して、MKN74においても同様の検証を行う。また、Western blotで細胞周期停止、遊走能低下の機序を検討する。また、抗癌剤感受性にRNF126が及ぼす影響を検討する。
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