• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 実施状況報告書

ユビキチン修飾系異常を介した癌進展機序の包括的解明と新規癌治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K10513
研究機関奈良県立医科大学

研究代表者

右田 和寛  奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (40570990)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードE3ユビキチンリガーゼ / 胃癌
研究実績の概要

昨年度RNF126発現をノックダウンすることでヒト胃癌細胞株の増殖能が低下することを確認した。その結果を受け、まず、細胞周期解析を行った。結果、ヒト胃癌細胞株(MKN45、MKN74)のRNF126発現をsiRNAを用いてノックダウンすることで、G1期での細胞周期停止が起こることを確認した。また、細胞遊走アッセイを行ったところ、MKN45のノックダウン細胞株ではコントロールと比較して、遊走能低下が起こる可能性があることを確認していた。現在は、その機序について検討中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

細胞周期解析ならびに細胞遊走アッセイでの条件設定に時間を要した。

今後の研究の推進方策

細胞遊走アッセイに関して、MKN74においても同様の検証を行う。また、Western blotで細胞周期停止、遊走能低下の機序を検討する。また、抗癌剤感受性にRNF126が及ぼす影響を検討する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 胃癌におけるRNF126発現の臨床的意義2017

    • 著者名/発表者名
      右田和寛、松本壮平、若月幸平、伊藤眞廣、國重智裕、中出裕士、北野睦子、中谷充弘、金廣裕道、庄 雅之
    • 学会等名
      第117回日本外科学会定期学術集会

URL: 

公開日: 2018-12-17  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi