これまで短期間の成績しか報告されていなかった直腸癌術後の排尿機能、性機能、排便機能に関して、多施設共同研究を実施し、100例を超えるアンケート調査の結果を集計し2年間のデータを解析、報告した。直腸癌の予後に関しては、局所再発の因子に関して解析を行い、2017年に韓国との国際共同研究結果を報告した。骨盤MRIに関してはその診断能に関して、感度と特異度の関係について検討を行った。骨盤解剖については3D構築による可視化を行い、現在論文投稿を行っている。また、大腸癌化学療法の副作用軽減について牛車腎気丸の有用性についてレビューを報告し、大腸癌ステージ別のサーベイランスの有用性に関しても報告を行った。
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