研究課題/領域番号 |
16K10558
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 公益財団法人佐々木研究所 |
研究代表者 |
関谷 剛男 公益財団法人佐々木研究所, 附属研究所, 研究所所長(移行) (70142651)
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研究分担者 |
中村 幸男 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (00549488)
藤井 智明 公益財団法人佐々木研究所, 附属研究所, 部長(移行) (10511420)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | ヒト大腸がん / がん転移 / 間質細胞 / ゼブラフィッシュ / 転移抑制促進遺伝子 |
研究成果の概要 |
大腸がんの浸潤・血管新生・転移の成立には、間質細胞であるリンパ球、マクロファージ、線維芽細胞などのがん微小環境と癌細胞との相互作用が重要な役割を果たしていることが明らかにされているが、不明な点が数多く存在する。 本研究の目的は間質細胞の大腸がん転移における役割を明らかにすることである。我々はゼブラフィッシュを用いた大腸がん転移モデルとトランスポゾンを用いた挿入変異導入系の確立および間質細胞における大腸がん転移促進・抑制遺伝子の同定および機能解析を試みているが、有望な候補因子は見いだせていない。
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自由記述の分野 |
腫瘍学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大腸がん患者の死因の多くは、遠隔転移に起因する割合が最も高く、大腸がんの死因の約1/3を占めるが、現段階では、遠隔転移の早期診断法や有効な治療法もない。その理由の一つは、大腸がん転移メカニズムが解明されていないためである。つまり、転移メカニズムの解明は、転移の早期診断法や有効な治療法を開発するための有益な情報となる。
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