研究課題/領域番号 |
16K10597
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
江上 拓哉 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (40507787)
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研究分担者 |
宮坂 義浩 九州大学, 大学病院, 助教 (40507795)
大内田 研宙 九州大学, 大学病院, 講師 (20452708)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 膵癌 / 神経浸潤 / オートファジー |
研究成果の概要 |
膵癌は非常に予後不良な疾患であり、その進展機序解明は急務とされる。本研究では、膵癌細胞、及び膵癌の豊富な間質中に存在する膵星細胞のオートファジー活性とその役割について検討したところ、膵星細胞の活性化にオートファジーが関与していることを示した。今後、神経浸潤過程でのオートファジーの役割についてさらに検討を重ねていく。
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自由記述の分野 |
医歯薬学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
膵癌の5年生存率はここ30年間でほとんど改善が無く、治療法の開発は社会的緊急性・重要度が高い。また、再発形式として神経浸潤を主体とした後腹膜再発が高率にみられることも膵癌の大きな特徴である。この原因のひとつである神経浸潤の制御の機序解明につながる膵癌間質制御のメカニズム解明は膵癌治療成績の向上の一翼を担うと考えられ、それによって得られる社会的意義は非常に高いと考えられる。
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