研究分担者 |
大島 英揮 名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (40378188)
成田 裕司 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (60378221)
諫田 泰成 国立医薬品食品衛生研究所, 薬理部, 部長 (70510387)
藤本 和朗 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院講師 (70644665)
緒方 藍歌 名古屋大学, 医学系研究科, 特任助教 (70718311)
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研究成果の概要 |
心筋再生誘導を試みるために用いるエクソソームの性質を調べるため、各細胞(間葉系幹細胞:MSC, 線維芽細胞:FB, 心筋細胞:CM, iPS由来心筋細胞:iCM)由来のエクソソームを解析した。MSCエクソソーム内には、286種のタンパクが同定され、サイトカイン等が含まれていた。526種の miRNAを同定し、MSC, CM, iCM由来エクソソームには心筋細胞アポトーシス抑制因子miR-146, miR-210, 血管新生因子miR-126, miR-132がより多く発現していた。しかしエクソソーム産生量が少なく、心筋梗塞モデルに投与するには、より回収効率の良い培養方法の確立が課題となった。
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