本研究は’OCT-guided冠動脈バイパス手術の安全性および有用性’に関する研究で冠動脈バイパス術における至適冠動脈吻合部位の選択をOCTをガイドにして行うものである。 近年の複雑化する冠動脈病変は、手術経験の少ない外科医にとっては吻合部位の選択においても困難な場合があり、OCTを使用することで至適な吻合部位の選択の補助となるのか評価を行った。 今回の研究期間において、冠動脈外科の主たる学会である日本冠動脈外科学会や関西胸部外科学会でOCTで冠動脈の評価が十分に可能であること、それによって高度石灰化病変でも至適な吻合部位を選択しえたこと、その有用性について発表を行った。 またより操作性の高いデバイス開発を国際共同研究として進めていたため、'Illuminating the optimal anastomosis site with optical coherence tomography in coronary artery bypass surgery.'のtitleでJournal of Cardiac Surgeryに掲載し国際的にも本研究の有用性を広めた。また最終年度はAsian Society for Cardiovascular and Thoracic SurgeryのAnnula meeting でこの最終成果を発表し海外のDrからも評価を得た。現段階では操作性の高いHand heldタイプのデバイスの臨床応用はできていないが、今後も研究は継続する予定である。
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