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2018 年度 研究成果報告書

肝細胞増殖因子(HGF)による胸腹部大動脈瘤術後対麻痺治療の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 16K10667
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 心臓血管外科学
研究機関埼玉医科大学 (2017-2018)
慶應義塾大学 (2016)

研究代表者

吉武 明弘  埼玉医科大学, 医学部, 准教授 (70327550)

研究分担者 岩波 明生  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (40327557)
志水 秀行  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (50226247)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード胸腹部大動脈瘤 / 脊髄障害 / HGF
研究成果の概要

ラットを用いての脊髄障害モデルを用いて検討を始めた。われわれは全身麻酔下にて開胸を行った後大動脈を鎖骨下動脈分岐部末梢にて遮断することで脊髄障害とするモデルを作成した。神経学的所見を評価をした。また、それぞれの時点でウェスタンブロット法にてHGFおよびc-Metの発現を評価し、RT-PCRを用いてHGF mRNAおよびc-Met mRNAを定量化した。手術後、HE染色したのち光学顕微鏡で病理組織学的検索を行った。脊髄中および血清中HGFの定量はラットのTH4-L2までの脊髄を摘出し、Th4-8,Th9-12,L1-2に分けて測定した。本研究においては、脊髄損傷後の脊髄中HGFの上昇を認めた。

自由記述の分野

心臓外科

研究成果の学術的意義や社会的意義

ラットを用いての脊髄障害モデルを用いて検討を始めた。われわれは全身麻酔下にて開胸を行った後大動脈を鎖骨下動脈分岐部末梢にて遮断することで脊髄障害とするモデルを作成することに成功した。
また本研究においては、上記モデルを用いて脊髄損傷後の脊髄中のHGFの上昇を認めた。 虚血性脊髄障害においてHGFの関与が認められ、HGF投与による治療効果、予防効果の可能性が示唆された。

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公開日: 2020-03-30  

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