研究課題/領域番号 |
16K10689
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器外科学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
佐藤 之俊 北里大学, 医学部, 教授 (90321637)
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研究分担者 |
中島 裕康 北里大学, 医学部, 助教 (30769831)
内藤 雅仁 北里大学, 医学部, 助教 (50648730)
三窪 将史 北里大学, 医学部, 助教 (90723940)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 肺腺癌 / 微乳頭構造 / 細胞株 / 転移 / 浸潤 |
研究成果の概要 |
微乳頭構造を示す原発性肺腺癌は(micropapillary pattern : 以下MPP), 通常の腺癌より浸潤・転移あるいは再発を起こしやすく予後不良である. 申請者らが樹立したMPPの原発巣組織に由来する新規細胞株(KU-Lu-MPPt3)を用いて, 肺腺癌における転移・浸潤機構の解析を行った. その結果, 転移能, 血管新生, 増殖に係る候補遺伝子をいくつか挙げることが出来た.
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自由記述の分野 |
呼吸器外科
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新規細胞株を利用して,これまで成し得なかった解析(転移モデル動物の作成, 浸潤・転移に関与する因子の網羅解析等)が可能となり, 肺癌の早期診断や治療計画を立てる際の判断材料として有用なものとなるのみならず, 新たな分子標的治療薬や免疫療法といった新規治療開発にも寄与できる可能性が非常に高く, 社会的貢献度も高い.
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