研究成果の概要 |
6軸圧センサーを組み込んだ大腿骨コンポーネントと、可動式の膝蓋骨コンポーネントを作成した。そのカスタムメイドコンポーネントを用いて、膝蓋骨の厚みを-2,0,+2,+4mmと変化させて膝蓋大腿関節圧を測定した。 膝屈曲角度90度、100度、110度で測定した。厚み0mmを基準値とし比較した。膝蓋骨の厚みが増加すると膝蓋大腿関節圧は上昇した(-2mm: 80.0%, 0mm: 100%, +2mm: 114.8%, +4mm: 153.8%)。膝関節屈曲角度90度を基準とすると膝蓋大腿関節圧は100度で30.5%増加、110度で73.8%増加した。
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