研究課題/領域番号 |
16K10933
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
張 尓泉 三重大学, 医学系研究科, 助教 (30456727)
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研究分担者 |
丸山 一男 三重大学, 医学系研究科, 教授 (20181828)
澤田 博文 三重大学, 医学系研究科, 講師 (30362354)
丸山 淳子 鈴鹿医療科学大学, 医用工学部, 教授 (50263017)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 肺高血圧症 |
研究実績の概要 |
左―右シャントを伴う先天性心疾患、ARDS,新生児遷延性肺高血圧,膠原病、肺線維症、特発性肺動脈高血圧症などでは、肺動脈圧の上昇から右心不全を来たし、治療に難渋する。 慢性低酸素暴露肺高血圧(chronic hypoxia-induced hypertension, CH )ラットに対して、KNO3を用いての肺動脈血管病変の抑制効果について調べた。 6週齢のラットを低酸素暴露前2日からKNO3を90mM/Lで水に溶かして持続的に飲ませた。ラットを低酸素チャンバーにて14日間飼育し、低酸素暴露14日目で肺動脈カテーテルを挿入し、次の日覚醒下で圧測定した。平均肺動脈圧(mPA)と右心室肥大(RVH)は低酸素暴露では有意に上昇し、低酸素暴露肺高血圧症モデルができた。 平均肺動脈圧(mPA)、平均肺動脈血圧/平均動脈血圧(mPA/mAP)、右心室肥大(RVH)などの結果では、低酸素暴露により有意に上昇したが、KNO3の投与により抑制が認められなかった。KNO3は慢性低酸素暴露肺高血圧症に対して抑制効果が認められなかった、引き続き検討する必要がある。
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