研究課題/領域番号 |
16K10976
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研究機関 | 川崎医科大学 |
研究代表者 |
片山 浩 川崎医科大学, 医学部, 教授 (90161067)
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研究分担者 |
千葉 義彦 星薬科大学, 薬学部, 教授 (00287848)
花崎 元彦 国際医療福祉大学, 医学部, 教授 (60379790)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | マイクロRNA / 全身麻酔 / 臓器保護 |
研究実績の概要 |
平成28年度から29年度にかけて研究は計画書に従って順調に遂行され、ラット虚血再潅流傷害モデルから腎、肺組織および血清を必要数、採取し得た。これらを検体としてマイクロアレイ解析等の omics 解析を行うにあたり、よりよい結果を得るには全ての検体を同時に解析する事が重要であること、解析そのものに時間を要すること、またこの解析結果を精査して学術的な結論に導くにも十分な時間を要することが考えられた。これらの背景により、マイクロアレイ解析等の omics 解析を当初計画より早く平成29年度のうちに進め、得られた結果を精査してその 確認実験をおもに平成30年度に行い、学会発表や論文投稿を行うこととした。平成29年度に前倒し請求を申請し、保有する検体の全てを同時にマイクロアレイ解析等のomics 解析を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
平成29年度に前倒し請求を行い、全ての検体に対して同時にマイクロアレイ解析等の omics 解析を行えた。 研究内容としては当初申請の通りで、かつ順調に進んだ結果である。これにより当初の計画以上に進んでいると言える。
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今後の研究の推進方策 |
平成29年度に行ったマイクロアレイ解析等の omics 解析から得られた結果を十分に精査し、その確認実験、論文投稿を平成30年度に行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
(理由)研究の進展によりマイクロRNA解析を行うため前倒し請求を行ったが、予定より費用を抑えることができたため、次年度使用額が生じた。 (使用計画)平成30年度は最終年度であり、前年度までの各種解析結果を元にした確認実験における消耗品購入および論文投稿に用いる。
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