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2022 年度 研究成果報告書

ミトコンドリア障害が関与する対称性遠位末梢神経障害の治療法の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 16K10985
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 麻酔科学
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

下山 恵美  東京慈恵会医科大学, 医学部, 非常勤講師 (10206253)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2023-03-31
キーワード化学療法惹起性神経障害 / ミトコンドリア障害 / オキサリプラチン / パクリタキセル / SS-20
研究成果の概要

新しく開発されたミトコンドリアに集積するミトコンドリア保護薬であるSS-20がマウスにおいてパクリタキセルとオキサリプラチンによる化学療法惹起性神経障害を予防すること示した。このことは複数の化学療法薬による化学療法惹起性神経障害はミトコンドリア障害という共通の発症機序を有する可能性があることを示唆している。そしてSS-20は化学療法薬による重大な副作用であるCIPNの予防薬の候補として有望であると考えられる。

自由記述の分野

Pain research

研究成果の学術的意義や社会的意義

がん治療で広く用いられているオキサリプラチンやパクリタキセルの重大な副作用である末梢神経障害は予防法が確立されておらず、症状緩和も困難で、がん治療を困難にする要因となっている。本研究の成果はミトコンドリア障害に焦点を当て、化学療法惹起性末梢神経障害の予防法の開発に貢献するものと考えられる。

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公開日: 2024-01-30  

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