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2018 年度 研究成果報告書

腎癌組織培養由来エクソソームの網羅的タンパク質解析と新規血液バイオマーカーの同定

研究課題

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研究課題/領域番号 16K11002
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 泌尿器科学
研究機関大阪大学

研究代表者

氏家 剛  大阪大学, 医学系研究科, 助教 (00738875)

研究分担者 野々村 祝夫  大阪大学, 医学系研究科, 教授 (30263263)
中田 渡  大阪大学, 医学系研究科, 招へい教員 (30648019)
植村 元秀  大阪大学, 医学系研究科, 特任准教授(常勤) (40631015)
研究協力者 辻川 和丈  
神宮司 健太郎  
植田 幸嗣  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード腎がん / エクソソーム / 血液バイオマーカー
研究成果の概要

癌特異的細胞外小胞EVは血液バイオマーカーとして着目され、治療標的としても注目を浴びている。腎癌組織および正常腎組織それぞれを培養し、直接放出されるEVを超遠心法により抽出し、癌特異的EVに含まれるタンパクを質量分析により網羅的タンパク質解析した結果、癌部特異的に分泌される106タンパクの同定に成功した。同定したタンパク質の一部を腎癌患者血中エクソソームにおいて特異的に検出できることも確認された。我々が開発した手法によって、腎癌特異的タンパクを同定しまた、腎癌患者血中エクソソームにおいても特異的に検出されたことから血液バイオマーカーとしての臨床応用が期待される。

自由記述の分野

泌尿器がん

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究において開発した手法は特許申請(バイオマーカー,疾患関連遺伝子の探索方法、及び腎がんマーカー:特願2018-547766)を行った。またその方法を用いて探索同定したタンパクは血液中にがん患者特異的に検出され、血液バイオマーカーとしての臨床応用を目指して研究を継続する予定である。

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公開日: 2020-03-30  

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