研究成果の概要 |
私達はBirt-Hogg-Dube (BHD)症候群の原因遺伝子であるfolliculin (FLCN)の機能解析を行っております。2019/4月までに私達は、幾つかの重要な発見(Hum Mol Genet, 26: 354, 2017)(Hum Mol Genet, 27: 2712, 2018) を報告するとともに、BHD関連腎癌から樹立した細胞株およびFLCN欠失腎臓検体を用いたリン酸化プロテオーム解析を完了し、腎臓増殖に関係する経路を複数同定しました。これらは新規腎癌治療薬を開発する上で鍵となるデータであると考えられ、今後、論文化し報告する予定です。
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